「亡き故人との約束」
こんにちは。
今回、 選手ブログを担当させていただきます。 柳ヶ浦高校サッカー部1年の曽根虎大郎です。
まず、初めに、新型コロナウイルス感染拡大防止、治療にご尽力されている方々に、深く御礼申し上げます。サッカーができる環境に感謝し、日々練習に取り組んで行きます。
今の自分には絶対に成し遂げなければならない大きな目標があります。それは、選手として、全国高等学校サッカー選手権大会に出場することです。
自分がこのような目標を立てているのにはある理由があります。
それは、ある人との約束です。自分には、小学校の時に自分のプレーを気に入ってくれている人がいました。その人はよく自分に話しかけてくれました。サッカーの話やプライベートの話なども沢山話してくれました。自分が中学校に上がってからも、会ったときには自分に沢山話しかけてくれました。
そして中学校1年生の時に、ある約束をしました。
「高校生になったら全国高等学校サッカー選手権大会に出場する」という約束です。
この日から自分は小倉南での練習を1日も無駄にしてはいけないという思いでやりました。
1年生の九州大会も3位という結果も残す事が出来ました。
しかし、自分が中学校2年の春の4月にその人は事故にあって帰らぬ人となってしまいました。
僕はお葬式で、ある人との最後の会話を思い出しました。
それは、「高校になったら全国高等学校サッカー選手権大会に出場する」という約束でした。
僕はこの時改めて自分の心に決心しました。自分はこの約束を守るために必ず全国高等学校サッカー選手権大会のピッチに立たなければいけないと。
そして、僕はこの柳ヶ浦高校に覚悟を持って入りました。インターハイ予選はベスト16でした。僕はそのメンバーに入っておらず、自分にはまだまだ足りないものだらけだと実感しました。
チームで求められる4原則、球際、ハードワーク、切り替え、コミュニケーション。この質がトップチームと自分には今明らかに違う差なのだと実感しました。
今では1年生大会や、挑男などにも出させてもらい、自分が今約束を果たすために、この大会などを通して自分でも成長できているととても実感しています。
「現状維持は退化」
この言葉を胸に、そしてあの人との”約束”を胸に、そして今サッカーが出来ることに感謝して頑張って行きたいと思います。
まとまりのない文ですが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。